中身モロ出し秘密基地

音楽関係・日記・とても大きな糞などを投稿します

カナダを「キャナダ」と発音したら笑われた話

おそらく、中一の頃の英語の授業だった。
それっぽい発音をしたら笑われた時の話。
それに伴う、英語学習についての話。
(酒気帯び記事)
↑繰り返しそうなので、カテゴリを作りました。

 

先に言っておくが、そこまで悪い思い出ではない。
未だに覚えているということは、
それほどショックな出来事なのだろうと考えるのは早計で、
どちらかというと、「印象的で示唆に富む経験」だなと思っている。

 

私が中学一年生のころ。
クラス全員が起立して、英語の先生とALTの先生に向かって
英語のテンプレート挨拶をするところから授業が始まった。

 

毎授業だったかどうかは覚えていないが、
先生の出したお題に対するものを回答した人から
着席できるという謎ゲームがあった。
古今東西の英語版って感じだ。

 

その日のお題は「国名」だった。
日本だったら「ジャパン」中国だったら「チャイナ」といった具合だ。

 

よく考えたら30人くらいのクラスで
後半の人たちはなんて答えていたんだろうか。
もはや、無いだろう。いや、あるんだけど、その…無いだろう。在庫が(?)。

 

なんとなくその時の景色を思い出せる。
教室の右端、前から3,4番目くらいの席だったはず。
席替えをした後だったのだろうか。
僕の出席番号はそんなに若くないはずだ。

 

先ほどの「国名」というお題に沿って、
僕らの列の前から答えていった。
まぁ序盤だし詰まることもないだろうと気を抜いていた。
僕の番が来てカナダをそれっぽく「キャナダ」と答えた。

 

その瞬間に、クラスが少しだけ「クスクス」という空気になった。
おそらく、「それっぽい発音=おふざけ」と思われたのだろう。
当時、特に発音などは得意でもなく、何も意識していなった。
カナダって確か「キャナダ」みたいな発音だったよなーくらいで発言した。

 

少し補足しておくと、僕自身はその頃、
ふざけることが好きで、人を笑わせるのが好きだったので、
そのような扱いには慣れていた。

 

その結果、クラスの「クスクス」である。
僕も周りに合わせて「え、なに?笑」みたいにその場をしのいだ。
少し恥ずかしかった気はしたが、
ふざけたつもりじゃないときに笑われるのは不本意だな
くらいには思っていたはず。

 

僕の記憶が正しければALTの先生はその雰囲気に「???」となっていた。
そりゃそうだ。「キャナダ(カナダ)」は別に面白くない。
きっと「こいつはカナダに関する面白エピソードを持っているんだろう」と思ったはず。いや、深読みしすぎた。

 

先生は先生で軽くフォローしてくれた気がする。
「いいですよー、何がおかしいんですかー?はい、次。」
みたいな感じだった。あんまり覚えてないが、
覚えていないということは、そのくらいのリアクションだったのだろう。

 

この出来事、僕が当事者だからこのくらいの感想で済んでいるが、
笑わなかった他のクラスメイトはそれを見てどう思っただろうか。
中途半端な発音をしたら面白いと思われてしまう、と思っただろうか。

 

そう考えるとこの出来事は、あまり見過ごしてはいけないと思う。
最近使い方を覚えた言葉でいうと「由々しき事態」だと思う。
英語学習において発音がどれだけ大事なものか、
大人になってから知った。
もう少し正確に言うと、発音が大事かどうかという議論を見て、
自分の判断で「それなら僕は大事だと思う派だな」と思ったという感じだ。

 

そんな議論すら知らない段階(ましてや中一という若さ)で
下手な発音をすると笑われるという思い込みが起こることの恐ろしさ。
僕が英語の先生だったら(なるつもりも、なれるわけもないが)、
まず最初に「発音は大事だ。そして、できない人を馬鹿にしてはいけない」
ということをしっかり教えるべきだなと。

 

英語(というより「言語」)の話をしようとすると
奥が深すぎて、僕の知見が狭すぎて書くことができないが、
この出来事は示唆に富む内容だなと思った。

 

ちなみに「示唆に富む」という言葉、
なんとなくで理解していたが、最近ちゃんと知って
こんなに便利な言葉があったのかと驚愕しているところである。
毎回これを表現するたびに変な言い回しをしていたと思う。
「いろいろ学べることがあるよね、奥が深いよね、」といった具合だ。

 

「自動車」という言葉を知らずに、
「ガソリンとかで動いて、四輪駆動で、人を乗せることのできる鉄の塊」と今まで言っていたようなものだ。
「え、これ自動車って言うの!?ええ…ええ!?」ってなっている。

 

きっと、そんな言葉っていっぱいあるんだろうな…
語彙を豊富にして、人になるべく正確な気持ちを伝えられるようになっていけたらなと思う。
それと、語彙が豊富でない人のことを絶対に見下してはいけないという気持ちを忘れずにいたい。

 

記事の結論?…無いよそんなものは。


うわ、あと50文字くらいで2000文字だ!
特に意味はないけどなんとなくキリがいいから目指したい!
文字数稼ぎにいろいろ書くぞ!

 

ここで一句

酔いどれは

投稿ボタンを

押すなかれ